ものづくりを学ぶ場「icor(イコ)」がヒコゴロンでスタート

認定NPO法人ころんとTETAU事業協同組合が協働で進める、ものづくりを学ぶ場「icor(イコ)」が、2022年2月2日午後2時〜、ヒコゴロンで始まります。

■icor(イコ)とは?

ころんが運営する「ヒコゴロン」を拠点とし、地域内外の人に届けることを目指し、アイデアから商品づくり、販売まで、「ものをつくって売る」ということを、実践しながら学んでいく場です。
ものづくりのプロセスには、多くの工程があります。ものづくりに関わることで、やりがいや楽しみ、生きがいを感じてもらうことを目指します。
それを最優先としながら、利益も追求し、参加者の仕事や場の継続も行っていきます。

■スタートした経緯

「icor(イコ)」は、重度の障害で、一般的な福祉作業所で働くことが難しい方の居場所について考えたことがきっかけです。高校卒業後、居場所や仕事の選択肢が少ないのが現状。でも、ICTを使えば何かできるのではないか?と始まりました。
障害をもつ子どもたちを支援する認定NPO法人ころんと、TETA子屋でデザインやICTを教えていたTETAUの思いが一致して、毎週2時間程度、デザインなどを学べる勉強会が2021年4月にスタートしました。
タブレットとペンだけでAdobe illustratorを操作できるよう、ソフトの使い方を学び、実際にデザインを行いながら取り組んできました。


↑活動の様子

■これまでの制作物例

2021年4月から週に1回の学びの場をベースにAdobe illustratorやlightroomなどを学び、さまざまなものを制作してきました。

・扇子
・ポチ袋
・ロゴ
・POPなど
・ころんさんのECサイトの写真加工・商品登録・サイトデザイン
・南紀支援学校で卒業生として報告


↑ ころん・TETAU共同で制作した年賀状(2021年11月末ごろ〜ヒコゴロンにて販売)

活動は広がり、絵を描くことが好きな中学生の男の子とコラボした年賀状作成にもつながりました。今後、いつでも来ることができる場となることを目指し、開催していきます。
※現在のところ、ころんと繋がりのある方の「学びの場」として行い、新規の募集は予定しておりません。


↑ icor(イコ)スタートに向けてのミーティングの様子

icor(イコ)

日時:当面は毎週水曜日の14時〜17時で開催を予定しております。
(見学の際は事前にご連絡をお願いいたします。)

場所:ヒコゴロン

お問い合わせ:info@tetau.jp(担当:福井)

認定NPO法人ころんとは

私にもできた!という実感から自信につなげて欲しい。自分の好きなところを、1つ、また1つと気づけるようになって欲しい。その積み重ねが、生きる力になるはずです。自分を知り、仲間を思いやり、お互いに尊重しあえるように。目指すのは、“みんなが大切に思い合える社会”。
認定NPO法人ころんは、生きる力を身につける支援を行っています。

TETAU事業協同組合とは

TETAUは、「課題解決型のクリエイティブ」を生み出す専門家が集まるチームです。紀南地域にある、ヒト、コト、モノ、バをつなげ、持続可能で循環する地域の仕組みを作りたい、それがTETAUの目指すところです。
企業の新規事業開発やPRなどの仕事を主軸とし、自営型テレワークの促進、NPO広報支援、学ぶ機会を提供するTETA子屋など、さまざまなプロジェクトに取り組んでいます。

本リリースに関する問い合わせ先

TETAU事業協同組合
info@tetau.jp(担当:福井)